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- ◆主催
- 愛知建築地震災害軽減システム研究協議会
(県内国立大学法人3大学、愛知県、名古屋市、建築関連団体等で構成)
- ◆結果
- 第3回あいち木造住宅耐震改修事例コンペには9事例の応募がありました。
応募事例について、改修技術、改修費用、改修効果、デザイン性等を審査項目として12月15日開催の審査委員会において審査をおこない、優秀賞5、審査委員長特別賞1(重賞)の事例を選出しました。
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応募者名 |
工法の種類 |
【優秀賞】 【審査委員長特別賞】 |
耐震化推進グループ 大森設計事務所 |
セーフティウォールと構造用合板による補強 |
【優秀賞】 |
耐震化推進グループ 株式会社 円建築設計事務所 |
二階減築工法 |
【優秀賞】 |
植村産業 株式会社 |
在来工法 |
【優秀賞】 |
有限会社 林技建 秀設計室 |
限界耐力計算による木造軸組工法 |
【優秀賞】 |
江戸川木材工業 株式会社 株式会社 日立製作所 |
GHハイブリット制震工法 |
- (同一の賞については順不同)
- ◆入賞作品については、下記日程の「住宅耐震化フェア」でパネルを展示します。
- 主催:愛知建築地震災害軽減システム研究協議会
場所:名古屋都市センター 11階 企画展示スペース
日時:1月27日(火)〜2月8日(日) 午前10時〜午後5時(月曜休館)
- ◆コンペの概要
- 募集内容:既存木造住宅の耐震性能向上を目的とした耐震改修事例
- 募集期間:平成20年10月1日から平成20年12月10日
- 応募資格:個人、団体、法人の別や資格の有無は問わない
- 表彰:
優秀賞 賞状及び副賞5万円
審査委員長特別賞 賞状及び副賞
第3回あいち木造住宅耐震改修事例コンペ審査報告
- 審査経過
- 審査委員長 小野 徹郎
(椙山女学園大学教授、名古屋工業大学名誉教授)
- 愛知建築地震災害軽減システム研究協議会は、地域の地震災害を軽減する活動を行っている。
具体的には耐震補強技術の開発と地域への技術の普及に産官学一体となって取り組んでおり、活動の大きな柱として、地震による木造住宅の倒壊防止を目標に、比較的低コストで簡便な耐震改修補強技術、手法を普及させることを掲げている。
その目的に沿って、引き続き具体的な耐震補強事例を対象に「第3回あいち木造住宅耐震改修事例コンペ」を行った。
応募数は9件と少なかったが、在来工法から新技術の適用まで変化に富んだ改修事例の応募であった。
審査は2008年12月15日に審査委員会(委員長:小野徹郎以下9名出席、3名欠席)を開催し慎重な審議を行った。
審査委員会は、まず審査委員全員で全ての応募事例について一点一点その特徴、評価できる点、問題点などを検討した後、一人4点を推薦をする投票を行った。
投票結果は上位5点とそれ以外に対して大きく票が開いたため、上位5点についてさらに詳細な評価、意見交換を行った。
選択された5点は、本協議会でも認定した新しい耐震要素を組み込んだ本格的な耐震補強事例2点の他に、2階の減築と従来型の補強による的確な低コスト補強例、判定値が1.0を超えていないが1階の居間を集中的に補強した事例、ほとんど耐震性がないと思われる建物の部分簡易補強事例が含まれ、いずれも興味深い現実的な補強内容を有していた。
5点ともそれぞれ特徴があり技術的にも高く評価されたが、総合的な見地からの評価で、特に最優秀とするにはどの補強例も物足らないとされ、今回も最優秀賞は選定せず、この5点を優秀賞として選考し表彰することとした。
さらにこの5点の中から、全体補強に関して住まい手と設計者で補強方法とコスト面での検討を行った上で、町中に立つ1階の間口が全部開口になっているほとんど耐震性が無く、地震で倒壊することが必定(判定値0.14)の築50年町屋を、低コストで耐震補強を行った事例が、本協議会が進めている耐震補強の取り組みの方向と重なる部分が多い点と、地域に根ざした地道な補強活動を行っている点を評価して、審査委員長特別賞を重賞として贈ることとした。
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