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- ◆主催
- 愛知建築地震災害軽減システム研究協議会
(名古屋大学、名古屋工業大学、豊橋技術科学大学、愛知県、名古屋市、建築関連団体等で構成)
- ◆結果
- 第5回あいち木造住宅耐震改修事例コンペには18事例の応募がありました。
応募事例について、改修技術、改修費用、改修効果、デザイン性等を審査項目として平成22年12月27日開催の審査委員会において審査を行い、優秀賞4事例、佳作2事例、計6事例を選出しました。
このうち賃貸共同住宅の改修を実現したオーナーには、その意欲に敬意を表して審査員特別賞を授与しました。
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入賞作品
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応募者名 |
工法の種類 |
【優秀賞】 |
NPO 耐震化推進グループ 株式会社大野建築作業所 |
2階撤去による減築工法 |
【優秀賞】 |
日本住宅耐震補強 株式会社 |
アイワン工法、真壁上下あき工法 ガーディアンウォール工法 |
【優秀賞】 |
株式会社 アースデザイン設計 |
減築と筋交い、構造用合板による耐震補強 |
【優秀賞】 【審査員特別賞】 |
三宅建設株式会社 |
アイワン工法によるアパートの耐震補強例 |
【佳作】 |
本田建築設計事務所 |
在来工法 |
【佳作】 |
株式会社 F設計 |
外付耐震補強工法 ガンコモンG1、G2 |
- (同一の賞については順不同)
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その他耐震改修の好事例
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応募者名 |
工法の種類 |
【応募事例】 |
日本住宅耐震補強 株式会社 |
アイワン工法、部分開口 構造用合板工法「真壁上下あき」 |
【応募事例】 |
日本住宅耐震補強 株式会社 |
アイワン工法、ガーディアンウォール工法 |
【応募事例】 |
株式会社 ウッドピタ |
「ウッドピタフレーム」、「ウッドピタブレース」工法 |
- ◆入賞作品については、下記日程の「ハウジング&リフォームあいち2011」でパネルを展示します。
- 主催:愛知ゆとりある住まい推進協議会、中日新聞社、中部経済新聞社
場所:吹上ホール(名古屋市中小企業振興会館)
日時:平成23年3月4日(金)〜3月6日(日) 午前10時〜午後5時
- ◆コンペの概要
- 募集内容:既存木造住宅の耐震性能向上を目的とした耐震改修事例
- 募集期間:平成22年8月12日から平成22年12月10日
- 応募資格:個人、団体、法人の別や資格の有無は問わない
- 表彰:優秀賞 賞状及び副賞5万円
佳作 賞状及び副賞
審査員特別賞 賞状及び副賞
第5回あいち木造住宅耐震改修事例コンペ審査報告
- 審査経過
- 審査委員長 福和 伸夫
(名古屋大学教授)
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愛知建築地震災害軽減システム研究協議会では、地域の地震災害を軽減するため、耐震補強技術の開発や技術普及を産官学一体となって進めており、活動の大きな柱として、低コストで効果的な耐震改修補強技術を普及させることを目指している。
この一環として、耐震補強事例コンペを毎年実施しており、本年は5回目になる。
2010年12月27日に審査委員会(12名出席)を開催し慎重な審議を行った。応募総数は18件であり、昨年に比べ4件増えた。
審査委員会は、まず審査委員全員で全ての応募事例について一点一点その特徴、評価できる点、問題点などを検討した後、最優秀賞以下、各賞に対して審査員が推薦をする形式をとり、それぞれについて議論していった。
応募作品はバラエティに富んでおり、押し入れ部を中心に補強をすることで内装工事を減らしコスト低減を図った事例や、個々の耐震改修工法の特徴をよく理解し複数の工法をうまく組み合わせた事例、本協議会で認定した新しい耐震要素を組み込んだ耐震補強事例、名古屋市が進める段階的補強として補強後の判定値が1.0を超えていない耐震改修例、2階部分を減築した事例などが含まれていた。
また、対象建物も戸建住宅に加え、多くの人が利用する集会所や、賃貸の共同住宅の改修事例も含まれており、耐震改修の普及が確実に進んでいることが実感できた。
選考はコスト的な面、耐震改修の目標の明確化、工法的な新規性、総合的なバランスなどを考慮して進めた。選考結果は以下のようである。
最優秀賞に関してはいずれの審査員からも推薦の意見が出ず、今回も見送ることになった。
耐震改修の普及とともに、審査員の目も肥え最優秀賞に相応しいと感じる事例が減ってきているのかもしれない。
優秀賞に関しては比較的意見が集約され、次の4点を選考した。
外付けブレースを利用して賃貸共同住宅を居ながら補強した事例、2階部分を減築すると共に屋根材量を軽量化して居ながら補強をした事例、本協議会で認定したアイワンブレースと構造用合板を用い低コストに抑えた事例、在来工法をうまく組み合わせて押し入れ補強を多用しコスト低減を図った事例の4つの事例である。
さらに議論を進め佳作を2点選択した。
これらは外付けブレースや外付け鋼製合板など、室内に手を入れずに耐震化を図ろうとするものである。
なお、賃貸共同住宅の改修を安価に実現したオーナーに対し、その意欲に敬意を表して審査員特別賞を授与することにした。
応募件数が18件と昨年より増加し、工夫を重ねた耐震改修事例が多数見られ、少しずつでも本協議会の取り組みが理解され、浸透しているのが感じられたのは、主催者一同喜ばしいことと思っている。
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