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- ◆主催
- 愛知建築地震災害軽減システム研究協議会
(名古屋大学、名古屋工業大学、豊橋技術科学大学、愛知県、名古屋市、建築関連団体等で構成)
- ◆結果
- 第6回あいち木造住宅耐震改修事例コンペには23事例の応募がありました。
応募事例について、改修技術、改修費用、改修効果、デザイン性等を審査項目として平成23年12月27日開催の審査委員会において審査を行い、優秀賞4事例、佳作3事例、計7事例を選出しました。
-
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応募者名 |
工法の種類 |
【優秀賞】 |
鈴木章建築設計事務所 |
鋼製ブレースによる補強(コボットとアイワン工法による) |
【優秀賞】 |
有限会社原田建築 |
2階まるごと増築による耐震補強工事 |
【優秀賞】 |
有限会社タクト建築工房 |
筋交い・構造用合板・真壁上下あき構造用合板・ステンブレス「コボット」 |
【優秀賞】 |
日本住宅耐震補強株式会社 |
アイワン・部分開口「真壁上下あき」(押入) |
【佳作】 |
吉村紳一級建築士事務所 |
構造用合板及び筋交による耐力壁、鉄筋コンクリート基礎、接合部金物取付 |
【佳作】 |
株式会社クサカ |
アイワン工法+部分開口合板工法 |
【佳作】 |
三宅建設株式会社 |
減築を伴う、筋交い・構造用合板による補強 |
- (同一の賞については順不同)
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その他耐震改修の好事例
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応募者名 |
工法の種類 |
【応募事例】 |
NPO耐震化推進グループ |
減築 |
【応募事例】 |
伊藤内装株式会社 |
耐震シェルター「レスキュールーム」工法 |
【応募事例】 |
日本住宅耐震補強株式会社 |
アイワン・部分開口「真壁上下あき」「上下あき裏桟なし」 |
【応募事例】 |
日本住宅耐震補強株式会社 |
アイワン・部分開口「真壁上下あき」・構造用合板「換気扇」 |
【応募事例】 |
日本住宅耐震補強株式会社 |
アイワン |
【応募事例】 |
株式会社ウッドピタ |
ウッドピタフーム |
- (順不同)
- ◆入賞作品については、下記日程の「ハウジング&リフォームあいち2012」でパネルを展示します。
- 主催:愛知ゆとりある住まい推進協議会、中日新聞社、中部経済新聞社
場所:吹上ホール(名古屋市中小企業振興会館)
日時:平成24年3月2日(金)〜3月4日(日) 午前10時〜午後5時
※4日(日)午前11時〜午前11時40分にセミナースペースで表彰式を行います。
- ◆コンペの概要
- 募集内容:既存木造住宅の耐震性能向上を目的とした耐震改修事例
- 募集期間:平成23年8月22日から平成23年12月9日
- 応募資格:個人、団体、法人の別や資格の有無は問わない
- 表彰:優秀賞 賞状及び副賞5万円
佳作 賞状及び副賞
第6回あいち木造住宅耐震改修事例コンペ審査報告
- 審査経過
- 審査委員長 福和 伸夫
(名古屋大学教授)
- 愛知建築地震災害軽減システム研究協議会では、地域の地震災害を軽減するため、耐震補強技術の開発や技術普及を産官学一体となって進めており、活動の大きな柱として、低コストで効果的な耐震改修補強技術を普及させることを目指している。この一環として、耐震補強事例コンペを毎年実施しており、本年は6回目になる。
2011年12月27日に審査委員会(11名出席)を開催し慎重な審議を行った。応募総数は23件であり、昨年に比べ5件増えた。審査委員会は、まず審査委員全員で全ての応募事例について一点一点その特徴、評価できる点、問題点などを検討した後、最優秀賞以下、各賞に対して審査員が推薦をする形式をとり、それぞれについて議論していった。
応募作品はバラエティに富んでおり、押し入れ部を中心に補強をすることで内装工事を減らしコスト低減を図った事例や、個々の耐震改修工法の特徴をよく理解し複数の工法をうまく組み合わせた事例、外付けブレースなど本協議会で認定した新しい耐震要素を組み込んだ耐震補強事例、補強後の判定値が1.0を超えていない簡易耐震改修例、昭和56年以降の建物に対する耐震改修事例、2階部分を減築した事例、逆に2階増築時に耐震補強を行った事例、田の字型プランの住宅の耐震改修事例、耐震シェルター的な一室改修事例など、バラエティに富んだ応募があり、耐震改修の普及が確実に進んでいることが実感できた。
選考はコスト的な面、耐震改修の目標の明確化、工法的な新規性、総合的なバランスなどを考慮して進めた。選考結果は以下のようである。
最優秀賞に関しては2階増築時に改修を図るという事例を候補とするか議論をしたが、今般の募集が「低コストで効果的」としており、ややコスト高だったことから、優秀賞とし、最優秀賞は見送ることとした。
優秀賞に関しては比較的意見が集約され、次の4点を選考した。外付けブレースを利用した低コスト補強事例、2階を大きく増築した上で各所に丁寧に補強した事例、ブレースと筋違、構造用合板を併用した低コストな補強事例、外付けブレースと部分開口を利用してコスト低減を図った事例の4事例である。
さらに議論を進め佳作を3点選択した。
応募件数が23件と昨年より増加し、工夫を重ねた耐震改修事例が多数見られ、少しずつでも本協議会の取り組みが理解され、浸透しているのが感じられたのは、主催者一同喜ばしいことと思っている。
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