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- ◆主催
- 愛知建築地震災害軽減システム研究協議会
(名古屋大学、名古屋工業大学、豊橋技術科学大学、愛知県、名古屋市、建築関連団体等で構成)
- ◆結果
- 第7回あいち住宅耐震改修事例コンペには14事例の応募がありました。
応募事例について、創意工夫を凝らした効果的で魅力的な優れた耐震改修事例の選定を目的に、平成24年12月25日開催の審査委員会において審査を行い、最優秀賞1事例、審査委員特別賞・優秀賞(同時受賞)1事例、優秀賞2事例、佳作2事例、計6事例を選定しました。
- ◆入賞事例
-
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応募者名 |
工法の種類 |
【最優秀賞】 |
本田建築設計事務所 |
屋根葺き替え(軽量化) 基礎補強(基礎仕様V⇒U)接合金物補強 |
【審査委員特別賞・ 優秀賞】 |
日本住宅耐震補強 株式会社 |
ステンブレースコボット 木造SRF壁補強工法 |
【優秀賞】 |
株式会社 アースデザイン設計 |
屋根葺き替え(軽量化) GHハイブリッド工法 筋交い/構造用合板 |
【優秀賞】 |
有限会社 原田建築 |
屋根葺き替え(軽量化・劣化度改善) 接合金物補強 |
【佳作】 |
てらもと設計室 |
靱性強化・減衰効果 |
【佳作】 |
矢作建設工業 株式会社 |
セスレット工法 |
- (同一の賞については順不同)
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その他耐震改修の好事例
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応募者名 |
工法の種類 |
【応募事例】 |
日本住宅耐震補強 株式会社 |
外付けブレース アイワン/ガーディアンシールド/ 部分開口構造用合板「真壁上下あき」 |
【応募事例】 |
株式会社 アースデザイン設計 |
屋根の軽量化/GHハイブリッド工法/ 筋違/構造用合板 |
【応募事例】 |
株式会社 クサカ |
アイワン/ガーディアンウォール/ パワーガード/真壁上下あき構造用合板 |
【応募事例】 |
てらもと設計室 |
靱性強化・減衰効果 |
【応募事例】 |
矢作建設工業 株式会社 |
ピタウオール袖壁補強工法 |
- (順不同)
- ◆入賞作品については、下記日程の「ハウジング&リフォームあいち2013」でパネルを展示します。
- 主催:愛知ゆとりある住まい推進協議会、中日新聞社、中部経済新聞社
場所:吹上ホール(名古屋市中小企業振興会館)
日時:平成25年3月1日(金)〜3月3日(日) 午前10時〜午後5時
※2日(土)午前10時30分〜午前11時00分にセミナースペースで表彰式を行います。
- ◆コンペの概要
- 募集内容:既存住宅の耐震性能向上を目的とした耐震改修事例
- 募集期間:平成24年8月27日から平成24年12月7日
- 応募資格:個人、団体、法人の別や資格の有無は問わない
- 表彰:最優秀賞 賞状及び副賞10万円
優秀賞賞状及び副賞5万円
佳作賞状及び副賞
第7回あいち住宅耐震改修事例コンペ審査報告
- 審査経過
- 審査委員長 福和 伸夫
(名古屋大学教授)
- 愛知建築地震災害軽減システム研究協議会では、地域の地震災害を軽減するため、耐震補強技術の開発や技術普及を産官学一体となって進めており、活動の大きな柱として、低コストで効果的な耐震改修補強技術を普及させることを目指している。この一環として、耐震補強事例コンペを毎年実施しており、本年は7回目になる。本年は、耐震改修をより一層推進するために、「コスト」にはこだわらず、耐震改修が安心や快適につながる効果的な事例、「うちもやってみよう」と思わせる魅力的な事例を募集した。さらに、木造住宅に加え、非木造の集合住宅にも門戸を開くことにした。
2012年12月25日に審査委員会(10名出席)を開催し慎重な審議を行った。応募総数は14件であり、まず審査委員全員で全ての応募事例について一点一点その特徴、評価できる点、問題点などを検討し、最優秀賞以下、各賞に対して審査員が推薦をする形式をとり、それぞれについて議論していった。
応募作品は、在来工法の木造住宅が7件、伝統工法の木造住宅が3件、RC造集合住宅が4件あった。改修工法はバラエティに富んでおり、在来工法では、木造長屋を安価に簡易改修した事例、平屋の建物の屋根を軽量化した事例、建物の特徴に応じて様々な工法を組み合わせた改修事例などがあった。伝統工法は、江戸中期、明治初期、昭和20年代と年代が異なっており、文化財も含まれ、伝統工法の変形性能を活かした改修事例と、建物を積極的に固めた改修事例があった。集合住宅については、公営住宅の外殻を補強した事例であった。いずれも、本協議会で認定した工法が数多く用いられていた。
選考はコスト的な面、耐震改修の目標の明確化、工法的な新規性、創意工夫、総合的なバランスなどを考慮して進めた。選考結果は以下のようである。
最優秀賞に関しては、伝統木造の屋根を葺き替え、基礎の補強、接合部の金物補強を行い、オーソドックスに耐震化を進めた事例を選考した。また、優秀賞・審査委員特別賞として建物オーナーが3軒長屋をブレース補強で安価に改修した事例を、優秀賞として屋根の軽量化で平屋住宅を改修した事例と、改修時に腐朽箇所が見つかり工法に工夫を凝らした事例を選考した。さらに、佳作として伝統工法とRC集合住宅から各1件を選考した。
様々な工夫を凝らした改修事例が増えていることについて、主催者一同喜ばしいことと思っている。
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