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- ◆主催
- 愛知建築地震災害軽減システム研究協議会
(名古屋大学、名古屋工業大学、豊橋技術科学大学、愛知県、名古屋市、建築関連団体等で構成)
- ◆結果
- 第12回あいち建築物耐震改修事例コンペでは、耐震改修をより一層推進するため耐震改修事例を募集し、7事例の応募がありました。
応募事例について、平成30年2月6日開催の審査委員会において審査を行い、魅力的で効果的な耐震改修事例の選定を目的に、優秀賞2事例、佳作1事例、計3事例選定しました。
- ◆入賞事例
-
賞 |
応募者名 |
工法の種類 |
【優秀賞】 |
有限会社 原田建築 |
ライフスタイルの変化に合わせて行った『2階減築耐震補強リノベーション』 |
【優秀賞】 |
畠山都市建築事務所 |
構造用合板を用いた在来補強工法(一部横使いあり)、部分開口 構造用合板補強工法(大壁上下あき、裏桟なし)、筋かいを用いた在来補強工法 |
【佳作】 |
(株)U建築 |
A435真壁上下あきアルミ材下地/W017cガーディアンシールド/W019b透光型耐力壁パンチくん |
- (同一の賞については順不同)
- ◆第12回あいち建築物耐震改修事例コンペの募集概要
- 募集内容:既存建築物の耐震性能向上を目的とした耐震改修事例
- 募集期間:平成29年10月31日から平成30年1月12日まで
- 応募資格:個人、団体、法人の別や資格の有無は問わない
- 表彰:最優秀賞賞状及び副賞10万円
優秀賞賞状及び副賞5万円
その他各賞賞状及び副賞
第12回あいち建築物耐震改修事例コンペ審査報告
- 審査委員長講評
- 審査委員長 福和 伸夫
(名古屋大学教授)
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愛知建築地震災害軽減システム研究協議会では、地域の地震災害を軽減するため、耐震補強技術の開発や技術普及を産官学一体となって進めており、活動の大きな柱として、魅力的で効果的な耐震改修補強技術を普及させることを目指している。その一環として、耐震改修事例コンペを毎年実施しており、本年は12回目になる。
本年度は、2018年2月6日に審査委員会(10名出席)を開催し慎重な審議を行った。応募総数は7件と、昨年に比べ1件増加した。まず、審査委員全員で全ての応募事例について一点一点その特徴、評価できる点、問題点などを検討し、受賞該当候補を絞り込んだ。そのうえで、最優秀賞以下、各賞に対して審査員が推薦し、それぞれについて議論していった。
応募作品は、すべて在来工法の木造住宅であった。建築年は昭和48年〜55年のもので、新耐震基準直前の8年間のものだった。改修工法は減築、屋根の軽量化、耐震要素の追加などオーソドックスなものであり、協議会で認定した工法をはじめ様々な工法が利用されていた。選考はコスト的な面、工法的な新規性、創意工夫、デザインも含めた総合的なバランス、耐震改修を促進する魅力などを考慮して進めた。選考結果は以下の通りである。
最優秀賞に関しては、抜きんでた事例が無いことから該当は無しとした。優秀賞には、空き家になっていた木賃住宅を耐震化とバリアフリー化により高齢者世帯用に改修した事例と、家庭構成の変化で高齢夫妻だけになったため2階を減築しスケルトンにした上で新築のように改修した事例を選んだ。また、佳作としては、低価格で耐震性を確保した低コスト改修を選んだ。
高齢化や空き家問題、環境問題などの時代背景の中、これらの問題を解決しつつ耐震化を実現した事例が出てきたことは、喜ばしいことである。
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