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耐震改修工法評価・手引き等

2022年度 ご質問回答一覧

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評価工法に関する技術的なご質問回答

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Q.
木造住宅の低コスト 耐震補強へ近の手引きの内容について、質問があります。
A-112やA-113の対象壁勝ち、対象壁負け、対象壁単独の耐力壁において、A-111の「勝ち」、「負け」、「単独」それぞれの低減率αの値を、A-112やA-113の壁基準耐力にかけることで、算出できますか?

記入日 :2022年6月8日

工法番号:A-112,113

A.
A-112,A-113については、入隅仕様の試験を行っていないため係数αを考慮して性能を評価できません。
入隅仕様のうち、大壁の対象壁入隅仕様はA-111,A-213,A-222,A-233のみであり、勝ち・負け・単独壁の組合せは手引き2022年度版のP.28を参照してください。

記入日 :2022年6月20日

Q.
A-432評価シート
①『継手受材30×90以上、柱に対し2-N75斜め打ち』
②『四方受材(縦)に対し、継手材負け』(四方受材勝ち、継手受材負け)
③『上下受材30×90以上、柱に対し2-N75斜め打ち』(上下受材勝ち、四方受材負け)
A-442評価シート
①『継手受材30×90以上、四方受材に対し2-N75斜め打ち』
②『四方受材(縦)に対し、継手材負け』(四方受材勝ち、継手受材負け)
③『上下受材30×90以上、柱に対し2-N75斜め打ち』(上下受材勝ち、四方受材負け)
質問1.上記の①に対し、A-432とA-442で表記が異なるが、どちらが正しいですか?
質問2.四方受材に2-N75打ちより、上下受材と同じように継手受材を勝ちとして柱に直接2-N75打ちの方が素人的に強いように思ってしまいますが、②に関しては『継手負け』が正しいですか?
質問3.手引きP.5仕様別一覧表のA-432,442で『柱に2-N75斜め打ち』となっていますが?
以上、宜しくお願いします。

記入日 :2022年6月17日

工法番号:A-432,442

A.
質問1.誤記があり申し訳ございません。「四方受け材に対して」が正しいです。
質問2.継手受材負けが正しいです。
質問3.四方受材に2-N75斜め打ちが正しいです。修正いたします。

記入日 :2022年6月20日

Q.
上下空き仕様(例えばA-435)に組み合わせる耐力要素としてW-017iガーディアン工法「制震補強壁ガーディアン・クール工法」のガーディアン・クールC2を併用することはOKでしょうか。

記入日 :2022年8月2日

工法番号:A-435等

A.
メーカー工法では、柱脚金物や柱の止付け等で工夫されているものが多くあります。
それぞれの壁の耐力に影響がないと判断できる場合は、設計者判断で併用する等、設計してください。

記入日 :2022年8月16日

Q.
碧南市において木造耐震改修補助の申請がされた住宅の補強方法について相談させていただきます。
真壁に構造用合板補強を行う場合、同一面に【部分開口 構造用合板補強工法 真壁「上下あき」アルミ材下地(A-435)】と、【部分開口 構造用合板補強工法 大壁「上下あき」裏桟なし(A-233)】を施工した場合(別添図面参照)有効に評価してよいのでしょうか?

記入日 :2022年9月1日

工法番号:A-435,233

A.
土壁がある状態でのA-435 真壁上下あきアルミ下地とA-233 大壁上下あき裏桟なしを併用する場合は、仕様上同じ個所に接合することは問題ありません。
ただ、アルミアングルと柱の釘を斜めに施工しないと柱の欠損が集中する恐れがありますので注意して施工してください。

記入日 :2022年9月12日

Q.
お世話になっております。現在、耐震改修の工法の施工方法について、評価可能か苦慮しており、ご質問させていただきます。
A-422、A-432について、合板が大壁の位置で施工されている場合、同様に評価可能かご教示お願いいたします。(四方受材、受材に合板を取り付け)
また、A-233について、一方を柱、三方を受材で施工した場合はA-233カ・マ・タで評価することは可能でしょうか。
さらに、大壁で梁及び3方受材で施工した場合の評価工法は無いという認識で宜しいでしょうか。
大変お手数おかけして申し訳ありませんが、ご回答お待ちしております。宜しくお願いいたします。

記入日 :2022年10月19日

工法番号:A-422,432等

A.
①A-422、A-432の一方を大壁とし、他方を真壁とする場合
2022年度Q.39に記載のあるように、真壁と大壁のうち壁基準耐力及び壁基準剛性を小さい方で評価可能である場合、評価してかまいません。
②A-233の一方を柱にとめつけ、三方を受け材で施工した場合
三方を受け材とした場合の大壁と真壁に該当する工法がないことから、評価できません。ただし、A-233とA-433を①と同様の考え方で施工した場合は評価可能と考えられます。

記入日 :2022年10月31日

Q.
入隅に合板を設置したい場合の判断についての質問です。
①入隅の合板が、直交する合板に、押さえられている時、勝ち・負けを評価するのでしょうか。
②入隅の合板が、直交する壁に、石膏ボードが張られている場合は、単独となるのでしょうか。
③入隅仕様のない耐力壁(例えば、A242)は、片側入隅を受け材仕様として、壁基準耐力を低減をすることは可でしょうか。

記入日 :2022年11月22日

A.
①あくまでも入隅においての勝ち・負け・単独の納まりにする場合の評価です。負けと同じおさまりであれば負けで評価できます。
②①と同様の考え方とします。ただし、石膏ボードが厚い場合は不可となります。
③真壁と大壁の評価がある場合は2022年版Q&AのQ39を参考としてとして評価が可能です。仕様がなければ評価は不可となります。

記入日 :2023年2月1日

Q.
外壁を解体せずに、室内側からA-432の補強壁を奥(外壁側)手前(室内側)に施工することはできませんか?
また、できるとしたらホームズ君の入力は、壁材種設定でA-432の壁基準耐力5・2kN/m、壁基準剛性730kN/rad./mを倍にしたもので入力できますか?

記入日 :2022年12月6日

工法番号:A-432

A.
通常の真壁両面打ちと同じ位置に受材を配することができるのであれば可能と考えられます。
ソフトの入力はわかりかねるが、1枚の壁の範囲に表側及び裏側から施工したものとして入力できるかと思われます。

記入日 :2023年2月1日

Q.
A-111 の補強で合板9mmの長尺ものを使用し、1枚で土台から梁まで張り込むことが出来れば、つなぎの裏桟はなしでも評価は5.2のままでもよろしいでしょうか?
名古屋市役所耐震化支援室に問い合わせしたところ、減災協に判断してもらうように指示を受けました。

記入日 :2023年1月27日

工法番号:A-111

A.
1枚張りの場合はつなぎの裏桟が無しでも問題ないと考えられます。詳しくは、手引き2022年度版のQ15をご確認ください。

記入日 :2023年2月1日

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